ランナーに多い膝や太ももの痛みの原因は?

2022年4月16日

下半身の痛み




・この記事はこんな人にオススメ・

→膝や太ももの痛みに悩んでいる
→膝や太ももの痛みの原因について詳しく知りたい 

ランナーに多い体の痛み

今回は走るときにありがちな体の痛みについてお話ししていきます。

痛みや違和感を覚えた時に、そこには必ず原因がある。

それを早くつかみとって、快適にそして楽しみながら走り続けられることをお約束しましょう。

なぜ肩がこるのか?

それは肩周辺の筋肉が緊張しているから。

まず、腕の重さを感じましょう。

走るときはリラックスするのが大切です。

「そんなの分かっているけどついつい力が入る!」

って思いますよね。

特に肩に力が入ると、その周辺の筋肉も緊張して凝りにつながります。

それによって胸郭(胸の所)も詰まって呼吸がしにくくなる。

こんな人は、特にひじを意識してみましょう。

詳しく説明していくと、腕の重さが肘から地面に向かってかかるように意識します。

イメージは、ひじを曲げたままではなく、ちょっと伸ばす。
そうすると重力が肘から下にかかり、腕を振り子のように振る事ができます。

そうすると、肘の重さに引っ張られて肩が下がってくるので肩が凝るということも

ずいぶん少なくなってくるはずです。 

なぜ太ももの外側が重くなるのか?

それは足裏の外側だけで着地しているから。

これが危険なんです。

このような痛みは身体が左右にぶれていて、身体が外側に倒れる動作で起きることが多いんです。

例えば、足裏の外側だけを使って地面を蹴りだすと、当然踏み込んだ足の外へと体重がかかります。

その結果、過度な負担となって太ももの外側の腸脛靭帯が重く感じたり、熱を持ってくる

なので、足裏を地面と水平にして着地するようにしましょう。

一般的に舗装された道は外側に向けて低くなっているので、体重が外にかかりやすいです。

ですから、走る場所も注意してみてほしいところです。 

なぜ膝に違和感が出るのか?

それは膝をまっすぐ前に出せていないから。

まず、膝の構造を考えてみましょう。

膝の関節は、前後に曲げ伸ばしするのはすごく得意にできる関節なんですが、捻る動きは構造的に向いてない形になっています。

膝に痛みが感じている人は、走ったり・足を出した時の膝の向きを確認しましょう。

膝が進行方向を向いているのに対して、指先がどこに向いているのか。 

この膝周りに違和感が出ている人は、膝と指先の向きが”あべこべ”になっています。 

そこをまず意識してみましょう。

膝は怪我をするとすごく回復に時間かかります。

まっすぐ出せるように練習しましょう。 

なぜすねの内側が張るのか?

これはランナーに多いのですが、蹴りすぎが原因。

この”蹴りすぎ”によってランナーに多いふくらはぎの障害、「シンスプリント」に陥ってしまう可能性がすごく高くなります。

こんな張りを感じる人は気を付けてください。

シンスプリントの大きな原因の1つが蹴る動きです。

地面を強く蹴ると、ふくらはぎや足の裏にある筋肉が緊張して硬くなります。

その結果、すねの内側の筋肉が引っ張られて伸びます。

これが張りや痛みにつながります。

走る時は、蹴らなくても全然大丈夫。

足を地面に置くような意識でOK。

足が後ろに来た時に、足裏が全体的に見えているようでは蹴りすぎです。

少し力を抜いて足を低く下げましょう。


というような、4つのランナーに対する下半身の痛みについての話になりました。

みなさん、”足”をしっかり大事に使っていきましょう。


今回も最後までご覧いただきありがとうございました。