【頭部の骨折(下顎骨骨折)について】

2020年1月30日

骨折



・この記事はこんな人にオススメ・

→顎の骨折をしてしまった

→顎について勉強したい

下顎骨骨折


「下顎骨骨折」は顔の骨折の中でも発生頻度が高い骨折で、20代の発生率が高くなっています。

これは、喧嘩やスポーツでの発生が関係していると思います。

10歳未満と50歳以上の発生頻度は少ないものこの理由からでしょう。

この骨折は下顎骨の色んな場所が骨折するので画像を見てもらいたいなと思います。




下顎骨骨折の中で発生頻度が高いのは体部骨折(便宜上、オトガイ部・体部部・下顎角・下顎枝部を合わせてます)といって下顎骨骨折全体の約6割を占める骨折になります。

あとは、物を噛む筋肉(側頭筋)が付いている骨の部分(筋突起)と顎関節の部分(関節突起)の骨折もあったりします。

この2つの骨折については、あくびなどで顎が外れ整復してもらった時に骨折したりします。

だから顎の脱臼の整復は注意が必要になってくるところになります。

発生原因や症状


発生原因は何か直接がぶつかる事で骨折するのが多くなっています。

症状は、噛み合わせが悪くなったり、顔が変形したり、口が占めれないので唾液がタラタラ流れ出てきます。

もちろん折れたところが動いたり、触ったらめちゃくちゃ痛いです。

治療法や合併症


治療方法は噛み合わせが悪くならないように注意して治してあげることが必要です。

顎の固定は4週間ぐらい固定してもらったら十分でしょうけど、レントゲンやMRIを撮る事は絶対必要になってくるかと思います。

もちろん、合併症は骨折と同時に脱臼してないかの確認や噛み合わせの確認、しびれの確認が必要になってきます。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。